「アルゴリズムえほん」は、プログラミングの基礎『アルゴリズム』を分かりやすく説明している絵本です。
※アルゴリズムについては、「アルゴリズムってなに?わかりやすく簡単に知りたい方へ!」で分かりやすくご紹介しています!
我が家の3歳児と一緒に読んでみたので、その時の娘の様子や感想をご紹介します。
- 子どもと一緒にアルゴリズムを勉強したい方
- 身近なことでわかりやすくアルゴリズムに触れたい方
- 子どもに問題解決能力を身につけてほしい方
もくじ
アルゴリズムえほん(フレーベル館)とは?
アルゴリズムえほんは、小学校低学年向けのアルゴリズムについて学べるえほんです。
2年生の後藤くんと、4年生と6年生の姉2人の3きょうだいが、日常生活を通して「アルゴリズム」「プログラミング」「コンピューター」について知っていく、というストーリー。監修はICT教育推進活動でご活躍されている、小金井市立前原小学校の前校長、松田孝氏です。前原小学校といえば、松田校長(当時)の着任以来、先駆けてプログラミング教育に取り組んでいることで有名ですね。
アルゴリズムえほんについて
特徴 | えほんでアルゴリズムの理解ができる |
対象年齢 | 小学校低学年~ |
発売元 / 発売日 | フレーベル館 / 2017年9月21日 |
受賞歴 | 第20回学校図書館出版賞受賞 |
アルゴリズムえほんのおすすめポイント
おすすめ① ストーリーを通してアルゴリズムが理解できる
小学生3人の登下校や学校生活の出来事を通して、自然にアルゴリズムを学んでいきます。子どもはそれが「アルゴリズム」や「勉強」だと意識する必要はありません。
「こうしたい(目的)と思ったことを達成するためには、色々な方法があるよね」と気づいてもらうことが本書のねらいの1つ(と思ってます)。
えほんを上手に使って、保護者の方が(気づきに)導いてあげるのもよいですね。
おすすめ② 未就学児でも楽しめる
対象年齢は小学校低学年ですが、えほんなので未就学児でも楽しむことができます。とは言っても、子どもに渡すだけではだめなので、大人が一緒に読んであげましょう!
子どもって驚くほど吸収力が高い。小さいからと決めつけず、えほんなどは特に色々と読んであげる方がよさそうです。日々実感しています。
アルゴリズムえほんを読んだ娘の様子
3歳なのでまだ早いかなーと思っていましたが、絵もかわいらしいので、すっかり気に入ったご様子。
「どの道で帰る?」というページがあるのですが、そこが気に入ったようで「ママはどこに行く?」と聞いてきたり、「ここに行って~、次はここで~」と楽しそうに読んでいます。
最近の就寝前は、アルゴリズムえほんか図鑑(小学館のNEOシリーズ)を指名するという、親も驚きの効果が出てびっくり。いつまで続くかはわかりません。。。
アルゴリズムえほんのまとめ
アルゴリズムえほんは、プログラミング教育が気になっていて、手軽に何か始めたいのならおすすめのえほんです。特に、タブレットやPCなどが使えない(使わせたくない)未就学児や小学校低学年にはおすすめ。
ただ、少々お値段が高いことと、サイズが大きいことは気になるところ。
サイズは大きい方が見やすいので良いけれど、お値段はもう少し安いといいなっていうのが本音です。というのも、シリーズが4冊あるので、全部揃えるためには1万円以上。。。
小学校や学童など、子どもが集まるところに置いてもらえるとよいですね!