プログラミングで作られる「コード」。
英語や数字がずらずらと並んでいる、あれのことです。
「英語が使われているんだから、プログラミングには英語力が必要なの？」
英語ができなくてもITエンジニアとして働けたわたしの実体験をお話しします。
プログラミングに英語力は必要ではない
英語が苦手でもプログラミングはできます。
新卒でITエンジニア(SE)として働き始めた時、私の英語力はTOEIC300点台。
高校時代の英語の授業に意味を見出せず、英語嫌いになったことが原因です。
当時は海外旅行に行ったこともなく、周りに外国人の方がいるわけでもなく、なぜ使わない英語を勉強するかが分からなかったんです。英語の先生も、回答付きのテキストを単調に答え合わせしていくだけの面白みのない授業をする方で。授業をさぼったりもしていました。。。
今思うと、英語が使える方がいろんな人と会話が楽しめて、仕事でも役立つし、旅行での楽しみ方も広がるので、使えるといいことだらけなんですけどね。
中学までは嫌いではなかったけれど、そんなわけで英語嫌いになりました。
それでも、プログラミングはできましたし、特別英語で困ったこともありません。
英単語は確かに出てきますが、それぞれプログラミング言語としての意味を持っているので、そちらを覚えれば問題ないです。
英語力というより、スケジュール管理能力やコミュニケーション能力、読解力の方が必要だと感じていました。
※ただし、英語を見るのも嫌というほどの方には、プログラミングはおすすめできません。結局、プログラミング言語に英語は使われているので。
英語ができると、プログラミングがやりやすくなる
英語力は必要ないと言いましたが、英語力があると作業効率は上がります。
例えば、プログラミングをしていると、途中で分からなくて困ることがあります。何か参考になるサイトがあればいいのになーとググってみたものの、サイトは英語表記。。。なんてことはよくあります。
また、エラーのメッセージも英語で出力されることが多く、それをこれまたググると英語のサイト。
そうなんです。解決方法が英語のサイトにしかないってことも、ざらにあるんです。
特に、比較的新しい技術を使って開発すると、日本語のサイトが追い付いていなくて、英語でしか解決方法が見つからないことが多いです。
その時に英語力があれば、英語を翻訳サイトで調べたり、他のメンバーに聞いて回ったりという手間が省けます。
プログラミングする際の作業効率が、ぐんと上がりますね！
まとめ
英語力がなくても、プログラミングはできます。
でも英語力があると、プログラミングがもっと楽しいものになると思います。
『好きこそ物の上手なれ』
つまらないことは、やりたくない。やらないと理解できず、さらにつまらなくなり、さらにやる気が起きない。負のスパイラルです。
好きなら、少しずつでも前に進むことができます。
私はプログラミングが好きで楽しみたくて、結局英語の勉強とも向き合いました。
やっと人並みの英語力がついたくらいで、しかも最近やってなくて衰えてます。でも、英語が好きです！
今後はITと生活が切り離せなくなり、英語力をつけることで就ける仕事や収入の幅が広がります。
子どもたちには、まず英語が楽しいものだと知ってほしい！
英語が嫌い⇨好きになった私が、子どもたちに伝えたいことです。
そして、プログラミング教育も同じ。プログラミングって楽しいものだよって、どうか伝わりますように。
適当に教えて、プログラミング嫌いな子を増やさないでください。1人の親としての願いです！
