「子どもにプログラミングを勉強してほしいけれど、何から始めたらいいか分からない」
「子どもからプログラミングについて聞かれたときに、少しは答えてあげたい!」
これからプログラミングを始める子どもにも、プログラミング教育必修化に備えて勉強したいパパママさん・先生にもおすすめしたい本が「なるほどわかったコンピューターとプログラミング」。
コンピューターとかプログラミングって、なんだか難しく説明されている本が多いですよね。最近は子ども向けに「ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング」とか、楽しく読める本も出てきています。
「なるほどわかったコンピューターとプログラミング」も、コンピューターとプログラミングについて分かりやすく書かれた、楽しく読める本の1冊です。
この記事では、子ども向けのプログラミング本としておすすめの理由をご紹介します。
- 子どもに楽しくコンピューター・プログラミングについて学習してほしい人
- コンピューター・プログラミングの基礎が知りたい人
- 子どもと一緒にコンピューター・プログラミングを楽しく勉強したい人
もくじ
「なるほどわかったコンピューターとプログラミング」の特徴
本の表紙にもあるように、「なるほどわかったコンピューターとプログラミング」は、めくることができる"しかけ"絵本です。
「コンピューターって?」から始まり、9つのテーマが16ページに渡って書かれています。その中にあるしかけの数は、なんと119個!
オールカラーに厚手の紙。これで2,000円弱なら安い!!(個人的感想)
「なるほどわかったコンピューターとプログラミング」をおすすめする理由
理由① 文字にルビあり。小学校低学年なら読める!
全ページの漢字にルビがあるので、ひらがなとカタカナが読めればOK。小学校低学年くらいから、1人で読めます。
我が家の2歳児は、めくれるしかけが面白くて、興味を持っていました。本って、興味を持つか持たないかがまず大切なので、始めの一歩は順調みたいです。
ミニオ◯みたいなキャラクターも、娘にはかわいく見えるらしく、かわいいと高評価。
理由② コンピューターの中が見れる!
中が見れるといっても、写真ではありません。しかけ絵本なので、もちろん「絵」ですが、普段使っているコンピューターを開けてみるとどうなっているかがわかります。これがめくる絵本のいいところ。「ここはどうなってるんだろう?」と実際開けて見ているかのように、めくってみることができます。
理由③ コンピューターの基本をおさえている!
題名にもある「コンピューター」と「プログラミング」。
ぜひ知っておきたい基本的な知識が、「なるほどわかったコンピュータとプログラミング」の中ではしっかり説明されています。
例えば、コンピューターの基本的知識。
個人的に子どもに知っておいてほしいなぁと思っていることは、
- コンピューターのことばは「数字」であること。しかも「0」「1」の2つ(二進数)
- 「0」はスイッチ=オフ、「1」はスイッチ=オンを表している
- 文字で書かれた「プログラム」をコンピューターは「数字」に変換している
あと、プログラミングの基本的な知識では、
- コンピューターを動かすための命令をプログラムという
- 命令は複雑で大きいと、コンピューターが困ってしまう(動かすのに時間がかかる)。だから、いくつかに分けて、簡単に分かりやすくしてあげることが大切。
これらは全て、本の中で分かりやすく説明されています!
また、ポイント②にもあるようにコンピューターの内部やインターネットの仕組み、コンピューターの歴史についても書かれているので、大人にとっても勉強になります。
わたしも勉強になりました。。。
理由④ 「こどもプログラミング本大賞」を受賞している
2019年5月16日に発表された「こどもプログラミング本大賞」の受賞作品で、「なるほどわかったコンピュータとプログラミング」は大賞を受賞しています。
外部リンク:日販「こどもプログラミング本大賞」発表…1位は仕掛け絵本
理由⑤ 厚手の紙で、破れにくい
子どもが小さいうちは特に、しかけ絵本で厚手の紙は重要ポイントです。しかけのめくる絵本っていつもやぶれてしまうけれど、これならちょっとくらい雑に扱ったところで破れなさそう!
未就学児に渡す家庭は少なくても、子どもが集まる場所に導入することはあるかもしれません。そのときでも、これだけしっかりしていれば問題なさそうですね。学校・塾・学童など、プログラミングが必修になるなら、子どもが集まる場所にあってほしい1冊です。
しかけ絵本で楽しくコンピューターの仕組みを知ろう!
絵で見たことは、文字だらけより記憶に残りやすいもの。
分かりずらいコンピューターやプログラミングの用語も、「なるほどわかったコンピュータとプログラミング」のようなしかけ絵本を上手に使い、絵と用語・意味を関連づけて覚えられるといいですよね。
また、このしかけ絵本は大人が読んでも勉強になるはず。ぜひお子さんと一緒に楽しみながら勉強してみてください!