以前、Udemyの講座『【無料体験版】動画でまなぶScratch Jr『5才からはじめるすくすくプログラミング』へようこそ』をご紹介しました。
その時の紹介記事はこちら。
プログラミング教育についてネットサーフィンしていると、「幼い子どもが始めるプログラミングならスクラッチジュニア(ScratchJr)」という内容の記事が多く目につきます。
そんなに面白いの?役に立つの?というわけで、百聞は一見に如かず。
実際に使ってみました。
※娘は2歳で操作が難しいため、体験はわたし自身で行っています
この記事では、スクラッチジュニアでできることと実際に使ってみた感想をご紹介します。
もくじ
スクラッチジュニアとは?何ができるの?
スクラッチジュニアは、対象年齢5~7歳向けのビジュアルプログラミング言語です。
ビジュアルプログラミング言語とは、よくイメージされるテキストでずらずらと。。というプログラミングではなく、視覚的なオブジェクト(ブロックなど)でプログラミングできる言語のことです。
絵で見て操作できるので、読み書きが難しい幼い子供にも、分かりやすいです。
スクラッチジュニアを始めたい方は、こちらをどうぞ。
スクラッチジュニアでできること
スクラッチジュニアでは、
会話も作れます!
スクラッチジュニアはプログラムの基本処理も学べる!
プログラムには基本処理が3つあります。
それが「順次」「分岐」「反復(繰り返し)」の3つです。
スクラッチジュニアでは、このうちの2つ「順次」と「反復」を学習できます。
「分岐」はありませんが、それを加えると色々と複雑になってきますし、日常生活でも十分身につけられる概念なので、上の2つでちょうどよいと思っています。
順次とは:順番に命令を処理していくこと。
(例) 朝起きる⇒トイレに行く⇒顔を洗う⇒朝ご飯を食べる⇒・・・
反復とは:命令を繰り返すこと。
(例) 子どもがご飯をこぼす⇒拭く⇒こぼす⇒拭く⇒こぼす・・・
分岐とは:条件によって、命令が分かれること
(例) 子どもがご飯をこぼした。
① ご飯は終わってない⇒まだ拭かない。そのままご飯続行。
② ご飯は終わった ⇒拭く。もうこぼれない。やったー。
プログラミング教育が小学校でも必修(2020年から)になり、「順次」「反復」「分岐」といった概念は「プログラミング的思考」の中でも大切な概念として位置付けられています。
※小学校では、その概念を知識として得るよりも、体験として触れることが重要とされています。その体験に、スクラッチジュニア(小学生にはスクラッチがおすすめ)はおすすめのアプリです。
スクラッチジュニアの面白さ
自分で考えたストーリーに沿って、キャラクターや背景を動かしたり、ゲームが作れます。
慣れるまでは、ストーリーを形にすることが難しいかもしれません。
でも子どもは大人が思っている以上に、自由に動かすことが得意です。始めに少し使い方をフォローしてあげれば、きっと素敵な作品ができあがるでしょう。
キャラクターの種類が多い
動物や人、宇宙人などのキャラクターから選ぶことができます。
複数のキャラクターを使うこともできるので、キャラクター同士を会話させたり、せまってくる敵をよけるゲームを作ることもできます。
背景の種類が多い
海や森の中、宇宙などから選ぶことができます。
場面を4つまで登録することができるので、それぞれ背景を切り替えてストーリーやゲームを作っても楽しいですね。
キャラクターや背景を自作できる
キャラクターや背景は、自分で描いて登録できます。
自作のキャラクターが動いたら、子どもは驚くかもしれませんね!
スクラッチジュニアの難しさ
慣れるまでは、何をどう動かせばよいのかよく分かりません。
また、
- キャラクターをジャンプしながら右に移動させる
- キャラクター同士会話させる
- キャラクター同士がぶつかったら、次の場面に移動する
- 始め消えているものを出現させる
など、使い方が分かればストーリーの幅が広がるものの、始めは分からず挫折する。。こともありそうです。
わたしも始めは操作方法がよくわからず、スクラッチジュニアで一体何ができるの?!と思っていました。
でも色々と動かし方が分かってくると、「これをやってみたい!」がどんどん増えてきます。そこまで子どものモチベーションを上げられるかが、ポイントのような気がしています。
もちろん、子どもによっては自分自身で試行錯誤して、好きなように楽しめる子もいるはずです。そうでない子の場合は、大人がどれだけフォローしてあげられるかが大切です。
分かりやすさなら、スマイルゼミもおすすめ!
ジャストシステムのタブレットで学ぶ通信教育「スマイルゼミ」
コースは、幼児・小学生・中学生の各学年に対応。ただし、プログラミング学習は小学生コースのみが対象。2020年からのプログラミング教育必修化に向けて、プログラミング講座が提供されています。
スマイルゼミのプログラミング学習もビジュアルプログラミング。
しかも、さすがジャストさん。子どもが興味を持ってどんどん学習を進められる作りになっています。上の画像にもある通り、まず見た目で引き付けられる。。大人の私でもやってみたくなります!
プログラミングがはじめてでも、少しずつ段階を踏んでステップアップしていけるような講座となっています。また、全ての講座に丁寧な解説付きなので、子どもはもちろん、プログラミングが分からない親も、これなら全てお任せできるので安心です。隣で一緒に勉強するのも楽しそうですね!
さらにおすすめするポイントは、新学習指導要領に対応されているところです。
各教科の学びをプログラミングを通して深めることもできます。
スマイルゼミの費用は、プログラミング以外にも国語・算数・英語もついて、月々3000円ほど。(小学校1年生、12か月分一括払いの例)
英語について言えば、イード・アワード 子ども英語教材「小学生」顧客満足度で、2018に続いて2019もNo.1を受賞しているので、英語学習も心置きなく任せられそうですね。
タブレットが自宅にない方も、スマイルゼミなら専用のタブレットがついているので安心。そして、全額返金保証キャンペーン中なら、気に入らなければ返金してもらうことができます。 ※キャンペーン期間は、入会時にご確認ください
子どもは楽しく、親の負担はできるだけ少なく、これから始まるプログラミングや英語の学習に向けて、家庭でも取り組んでいきたいですね。
まとめ
スクラッチジュニアは、使い方次第では大人もはまります。
自分の考えたゲームやストーリー、キャラクターが形になって動く楽しさは、一度はまったら続けたくなりそうです。
つい時間を忘れがちなので、時間を決めてやらないと大変。(うちは始め、夫と2人でつい遅くまで続けてしまいました^^;)
始めのうちは思うように進まないこともあります。その時は、お子さんをサポートして一緒に楽しんでみてください!
また、子どもが楽しむことが一番なので、つまらなそうなら無理強いをせず、他に合うものを探してあげましょう^^