家庭でも子供のプログラミング教育を始めたい。でもロボットとスクラッチ、どっちを使えばいいの?
習い事としてプログラミング教室を検討している時にも、同じ疑問を抱いたことがありませんか?
子供に通わせるなら、ロボット教室か?それともスクラッチのプログラミング教室か?
本記事では、そんな悩み解消のお手伝いができるように、ロボットプログラミングとスクラッチ(ビジュアルプログラミング)の特徴とメリット・デメリットを比較します。
- 子供のプログラミング に、ロボットか?スクラッチか?で悩んでいる方
- ロボットプログラミングの特徴とメリット・デメリットを知りたい方
- スクラッチ(ビジュアルプログラミング)の特徴とメリット・デメリットを知りたい方
もくじ
ロボットプログラミングの特徴とは?
ロボットプログラミングは、モーター・センサー等を組み込んだロボットに命令を出して、ロボットを動かします。この命令部分にプログラミングを使っていて、ロボットの動きを通して物理的にプログラム結果を確認できます。
「プログラミング」といっても、パソコンやタブレットを使わずにロボットの動きを制御できるものもありますよ。
『子供にはまだパソコンやタブレットを使わせたくない』とか、
『家にはパソコンもタブレットもないけど、何かプログラミング教育を始めたいな』
という時は、ICT機器を使わないロボットプログラミング教材を選ぶのもよさそうです。
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ロボットプログラミングを教材として使うメリット
メリット① 手先が器用になる
自分で細かいパーツを組み立てて作ることで、手先を上手に動かせるようになります。
また手、特に指先を動かすことは脳の活性化にもつながるので、子供だけでなく実は親にもおすすめだったりします!
参考:https://kodomo-manabi-labo.net/yubisaki-asobi
メリット② 創造力が養われる
ブロックを自由に組み立てることで、考える力や創造力が養われます。
メリット③ 子どもの興味をひきやすく、モチベーションが保ちやすい
ロボットは子供の興味をひきやすく、「プログラミング」を構えずに楽しく続けることができます。そのため他のプログラミング教材に比べて、モチベーションを保ちやすいですね。
メリット④ ロボットの仕組みが身につく
モーターやセンサー・LED等の電子パーツを扱うことで、ロボットが動く仕組みを身につけられます。
モノのインターネット「IoT」としても注目されているロボット。
ロボットの仕組みに興味を持てると、将来きっと役立つはずです。
ロボットプログラミングを教材として使うデメリット
デメリット① 初期準備にお金がかかる
ロボット教材は、モーターやセンサーなどの電子パーツが含まれているため高額な費用が掛かります。
ロボット教室に通う場合でも、ロボット教材費に数万円かかることが多いです。。。
デメリット② 飽きてしまったり、ロボットに興味がない子供には向かない
全ての習い事・おもちゃにも言えるかもしれませんが、ロボットに興味がない子供では全く続かないかもしれません。
自宅の場合、せっかく購入しても高い買い物が無駄になる可能性があります。。。
高い教材を購入する前には、よくご検討を。。。
スクラッチの特徴とは?
スクラッチは、ブロックを使ってプログラミングする子供向けのプログラミング言語です。
ブロックのように視覚的にプログラミングするプログラミング言語は、ビジュアルプログラミングと言われています。
スクラッチはパソコンやタブレットを用いてプログラミングを行います。
スクラッチを教材として使うメリット
メリット① 初期投資にお金がかからない
パソコン(タブレット)とインターネット環境があれば、スクラッチ自体は無料で使用できるため、初期投資にお金がかかりません。
Scratch Desktopをインストールすれば、オフラインでも無料で利用できます。
メリット② プログラミングの基礎的な考え方を習得できる
難しい操作なしで直感的にプログラミングできて、基礎的なアルゴリズムが一通り身につけられます。
アルゴリズムはプログラミングする上で重要な考え方。
これさえ身につければ、どのプログラミング言語でも応用がききますよ!
アルゴリズムは生活や仕事にも役立ちます^^
\ アルゴリズムについて知りたい方はこちら /
メリット③ 自由度が高い
登録されているキャラクターを動かしたり、背景を設定するのはもちろん、それらの代わりに自分で描いた絵を使うこともできます。
このように、スクラッチによるビジュアルプログラミングは、ロボットプログラミングよりも自由度が高いです。
また、オンラインコミュニティがあるので、自分が作った作品を見てもらったり他のユーザーの作品を見たりしながら、世界中の人達と一緒に学べます。
スクラッチを教材として使うデメリット
デメリット① パソコンやインターネット環境がない場合、初期投資にお金や手間がかかる
環境があればスクラッチ自体は無料で使うことができます。
でも何もないところから使うとなると、パソコンやタブレット、それにインターネットが必要なため、初期投資にお金がかかります。。。
一度用意してしまえば他にも無料のアプリやサイトがあるので、これを機に自宅にパソコン(タブレット)を迎えるのもいいかもしれませんね。
デメリット② 教える側にもある程度の知識が必要
ロボットプログラミングでは、
- ロボットの作り方
- ロボットの動かし方
が説明書やワークブックという形で準備されているものが多いです。
しかし、スクラッチではできる範囲が広がるため、教材(参考書となる本)選びからまず悩むことになります。
教材が決まっても、子供に本を渡してそのまま。。。
というわけにもいかないので、自宅でやる場合は教える側(大抵は親ですよね)もある程度理解しておく必要があります。
といっても、スクラッチはビジュアルプログラミングの中でも有名なプログラミング言語なので、これから参考サイトは増えていくと思います。
【プログラミング】ロボットとスクラッチは子供の特性に合わせて選ぼう!
今回はロボットとスクラッチ(ビジュアルプログラミング)の特徴とメリット・デメリットについてご紹介しました。
どちらにもメリット・デメリットはあるので、どちらの教材なら子供が楽しめるかを考えて決めるのがいいと思います。
子供は楽しければ自らどんどん進めていくはずです。逆に、興味がなければ触りもしません。ぜひ、子供が「もっとやりたい!」と言ってくれるように、楽しく続けられるものを探してあげたいですね。