もくじ
メディアリテラシーとは?
メディアリテラシーとは、新聞やラジオ・インターネットなどのメディアから得た情報を見極め、正しく読み解き活用する能力のことです。
「リテラシー」には英語で「読み書き能力」の意味があり、「物事を正しく理解し、活用する能力」という意味で使われます。
なんでメディアリテラシーが重要なの?
インターネットやSNSの普及により、膨大な情報を得られるようになりました。また、カメラ付き携帯の普及と合わせて、個人が簡単に写真や動画を含めた情報を発信することもできる時代になっています。
この一見便利そうに見えるインターネット・SNSも、使い方を誤ると大変危険なものに変わってしまいます。
個人が簡単に情報発信できるようになり、『情報の質』(真偽含めて)が昔とは大きく変わってきました。
例えばネット上にある記事や投稿1つにしても、
- 実体験のように書いているけど、本当はそれっぽく書いただけ
- 他サイトの記事を丸々パクっている(または似せて書いている)
- 記事のネタ元が、そもそも誤った情報をのせている(SNSの投稿を元に作成された記事など)
なんてこともあります。
そこで今の時代は、自分で情報を見極め、活用することが求められています。
メディア(情報)を正しく使う
メディア(情報)を正しく使うには、
- 情報を受け取る
- 情報を発信する
のそれぞれで気をつけなければいけません。
① 情報を受け取る
情報にはテレビや新聞、インターネットからの情報がありますが、子どもが見聞きする情報で特に気をつけたいのは携帯からの情報(インターネット・SNS等)。
最近では携帯を持っている子どもが増えています。それ自体は各家庭の考えあるので良いと思うのですが、携帯には色々な機能がついているので、その使い方(または制限かける)は親と子供でしっかり話し合う必要がありそうです。
インターネット(またはSNS)の情報を全て「本物」と思い込むと、知らないうちに危険に巻き込まれる可能性もあります。
② 情報を発信する
個人が気軽に情報発信できるようになり、ここでも気をつけたいのはやっぱりSNS。
気軽に自分の情報を発信・周囲と共有できて楽しい反面、位置情報や風景写真などから見知らぬ人に自宅や学校、行動範囲を特定される危険があります。
また、他人の顔が特定できるような写真を許可なくアップするのも避けたいところです。
メディアリテラシーを身につけて情報を正しく使える人になろう!
これからの時代、ますます情報量は増えていき、情報活用能力が重要となってきます。
メディアリテラシーを身につけて、情報を正しく使っていきたいですね。