無事保育園が決まり、育休が終わると、いよいよママは職場復帰。それと同時に始まる、子どもの保育園生活。
ここで育休復帰ママが気になることは、保育園(病気)の洗礼ですよね。
この記事では、
- 保育園の洗礼ってなに?
- いつごろまで続くの?
- 洗礼中はどう過ごしたらよいの?
を、体験談も含めてご紹介します!
- この春に保育園入園した子のパパ、ママ
- 子どもが病気続きで、なかなか出勤できないパパ、ママ
もくじ
保育園の洗礼とはなに?
「保育園の洗礼」とは、保育園1年目の子どもに、次々と病気が襲いかかることです。初めて集団生活に加わる子どもは免疫が弱く、ちょっとした風邪ウィルスにもかかってしまいます。
でも、それを繰り返すことで免疫力は高まり、病気になりにくい身体が作られます。
保育園の洗礼はいつまで続くの?(我が家の場合)
これは子どもによって大きく異なりますので、我が家の体験談をお話しします。
保育園入園時の娘の状況
- 1歳半、発熱は生まれてから1度もなし
予防接種は全て接種済み - 育休中は、生後4ヶ月頃までほぼ自宅で過ごす(時々買い物に出かけるくらい) 。
5ヶ月を過ぎた頃から、区の支援センターや民間の赤ちゃん向けサービスに通い始める。
(民間は数回行ったくらい。支援センターは毎週1回~多いと4回程あちらこちらを彷徨い歩く日々) - 復帰前1、2カ月前頃から、歩けるように&暖かくなったこともあり、週1で公園へ。
- 病児保育などの一時保育サービスは利用経験なし
- 慣らし保育は2週間。毎日泣き続け、先生におんぶされて過ごす日々。復帰前にギリギリで慣らしを終えた感あり。(お昼寝は結局慣らし中に成功しなかった。。)
こんな感じです。同じ月齢の子たちと支援センターや公園で遊んだり、友達の子と家で集まったりはあっても、一時保育のような集団生活は経験していませんでした。また、慣れるまでに時間がかかり、無理矢理慣らし保育を終えた感じです。
入園してからの病歴
時期 | お休み 期間 | 原因 |
4月 (3週目) | 数日 | 風邪による発熱 |
5月 (1週目) | - | 咳が出る。1週間続いて止まるがまた数日後に再発。 |
5月 (3週目) | 4日 | RSウィルスによる発熱 |
5月 (4週目) | 数日 | 胃腸炎による下痢、発熱。 子どもが治りかけた頃、両親も発症。一家全滅し、ボロボロ |
6月 (1週目) | 2週間 | 発熱と咳が続き肺炎で入院。 退院後は自宅で要経過観察となる。 |
8月 | 数日 | 風邪による発熱 |
9月 | 数日 | 手足口病。突然の発疹。(突発性発疹は1歳で経験済、今回は手足口病とのことでした) |
12月 | 1週間 | 風邪?による発熱 ※後で詳細書きます。 |
- ※4月入園です
- 5月末からがひどく、胃腸炎に続いて、風邪⇒肺炎で入院となり、3週間ほど保育園(もちろん仕事も)へ行けませんでした。
- その前の週もRSで休んでいるので、1か月近くまともに仕事できていません。
- ちなみに、有休は12月末までで全て使い切りました(涙
洗礼もいつかは終わる
初めて休まず通えたのは、入園後4か月目。7月のことです。
その翌月には、また風邪で数日休んだものの、熱も長引かず、確実に強くなっているのを感じました。
インフルエンザは、予防接種を2回打ったのが良かったのか、それとも運なのか、周りがバタバタ倒れていく中、娘はすこぶる元気でした!
ただ、原因不明(多分風邪)の発熱で、12月は1週間お休みしてます。。
始めは微熱で、次の日からは「家で熱なし」⇒「保育園で熱あり」のため、保育園に行っても返される(当たり前ですが)日が続きました。
この時ばかりは、家か保育園のどちらかの体温計が壊れているのではと、本気で家の体温計を保育園に持っていくことを考えました(笑
でも冷静になって、子どもが疲れているのかもと、家で一緒にゆっくり過ごしていました。なんか、子どもは元気だったんですよねぇ。だからと言って、外に連れ出す訳にもいかず、あの時期は毎日家でできることを色々考えて、お絵かき、ままごと、ブロック、工作。。遊びまくりました!
そのあとは、3月末まで1度も休むことなく通えました。
母親の愛情不足でさみしくて、発熱していたんだろうか^^;
病気に負けないために
保育園の洗礼は、誰もが通る道。
とはいえ、大切な子どもが苦しむ姿はできれば見たくないはず。
1年目の保育園生活を通して、心がけていることをご紹介します。
これは基本。手洗いうがいを忘れずに
子どもにやっていても、大人(特にパパ)ができていないことが多いです。
帰宅後やトイレ後の手洗い(うがい)は徹底しましょう。特に、春先や冬は胃腸炎やインフルエンザ、ノロウィルスが流行る時期。インフルエンザは職場で流行って、パパが家に持ち込むケースもあるようです。
どれも家族全員に飛び火すると恐ろしい病気。少しでもかかるリスクを下げられるなら、手洗いくらいやってもいいですよね。
手荒れがひどい方には、サボンのクリームがおすすめ。香りがよくて、べとつかないので使いやすいです!
咳が続くときは、必ず病院へ
咳、鼻水はすぐに出やすく、少し様子を見たくなります。
ただ、どちらも続く場合には要注意。特に長引く咳はこじれるとやっかいです。
うちの場合は、病院へ連れて行ったものの、近所のかかりつけでは不十分でした。(薬をもらって様子見るように言われていた)
週末に体調がさらに悪くなり、区の夜間診療や総合病院(これも夜間だったのが間違い。。)に連れて行ったものの、対応は近所のかかりつけと変わらず。
それでもおかしいと、他の総合病院を受診したところ、肺炎で即入院となりました。
いつも一緒にいるママやパパが異変を感じていたら、大きな病院へ連れて行くのはありだと思います。かかりつけに自分から相談して、必要なら紹介状も書いてもらいましょう。
わたしはかかりつけを信頼しすぎたために判断が遅れ、後で自分を責めました。
あんな思いは、自分たちはもちろん、他の子やママさんにもしてほしくはありません。
鼻水は適度に吸引してあげる
1~2歳頃までは、上手に鼻をかむことができません。そのため、鼻水が出ているようなら適度に吸引してあげましょう。放置しておくと、中耳炎になる可能性もあります。
吸引器は、口で吸うタイプのものを薬局で見かけますが、電動タイプがおすすめ。値は張りますが、一つあると冬場は特に重宝しますよ。
うちはプレゼントでもらったのですが、赤ちゃんから3歳の今でも使えて、とてもありがたいプレゼントでした。
近所の小児科は、かかりつけ以外にも予備を用意しておく
肝心な時に限って、かかりつけが休みなんてことはよくあります。
その時に慌てないためにも、小児科は複数調べておきましょう。
複数あると、いざという時に慌てずに対応できます。
いっぱい食べていっぱい寝る!
最後はこれ。いっぱい食べて、いっぱい寝る!基本ですよね^^
でもこれが一番大切だと思ってます。
プラス、いっぱい遊ぶ!かな。楽しい気持ちでいる方が、病気も来ない気がします。
まとめ
1年目は病気をもらいがちで、頻繁に苦しむわが子を見ながら、「ここまでして働く意味はあるのか。。。」と自分に問いかけたくなります。
でも、そこで辞めたら、それこそ子どもを苦しめただけになります。
自分が働くことで、子どもにしてあげられることもあるはず。
今の娘はイヤイヤ期で、「保育園行きたくないー」と朝は言っています。でもいざ行くと楽しいようで、毎日何をしたか・誰と遊んだかを一生懸命伝えてくれます。
家では保育園で教えてもらった歌を歌ったり踊ったりと、家にいたらできないことをどんどん吸収してきます。
子どもの休みに合わせて仕事を休むママ(今の社会ではほとんどママ)は、職場の理解がかかせません。始めはほとんど仕事にならないことも多いです。でも、その状況を当たり前と思わないでほしいです。
確かに仕方ないかもしれませんが、周りに迷惑をかけていることは事実。休むことで、誰かにしわ寄せがいくことを忘れず、周りへの感謝の気持ちを常に持って仕事することが大切だと思います。
そして、子どもが安定してきたら、恩返しができるように。自分にできることは何かを考えることも大切です。
子どもを持って働くということは、決して簡単ではないけれど、頑張っているママの後姿を子どもはきっと見てくれているはず。そう信じて、わたしはこれからも頑張ります!
そして、働くママ(パパも 笑)を尊敬&応援しています!!