「子どもは最低3人産むように」の発言が話題になったのは2019年のこと。
我が家は娘1人。
そうです。子どもは1人です。
私も夫も子ども好き。本当はあと1人欲しかった。3人じゃないけれど(*´Д`)
今回は、そんな私たちが2人目を欲しかったのに諦めた理由。
ぜひ産みたくても産めない人がいることを知ってほしいです。
(責任持たなければ産むことはできるだろうけれど)
※完全に個人的な考えです。気に入らない方は読まないことをお勧めします。
もくじ
私たちが2人目を欲しかったのに諦めた理由とは
理由① 妊娠×子育て×仕事 両立への不安
1人目妊娠中につわりがひどく、仕事どころか布団から起き上がれず、普通に生活できない状態でした。自分だけなら寝ていればよいですが、子どもがいて面倒見られるのが自分だけなら、そうもいっていられません。
つわり以外の期間も、妊娠中は通勤に気疲れして、仕事だけで精一杯。混雑した道を歩いていて、お腹を狙われるとか本当にあります。嘘みたいですが。なるべく人の少ない道をあるいたり、混雑しているところではお腹守ったり、通勤だけでも通常より気を遣う。
その上、帰宅後に育児が待っている。頼れる人が近くにはいない。毎日元気ならいいですが、体調が不安定な妊娠期間。子どもが体調崩す可能性もあるし、職場に迷惑かかる確率がぐんと上がります。
今でさえ、仕事も育児も中途半端なのに、今以上にどれもできなくなりそうです。(本当は仕事辞めたいけれど、経済的に難しいものでその選択はなし)
理由② 平日のワンオペ
理由①とも関係ありますが、平日はほぼワンオペ。朝早く、夜遅く帰るパパ。しかも月に数回は出張があるので、数日不在になることも。
自分が元気に動けるならいいですが、妊娠して体調崩したりしたら、娘に何かあったときにすぐ助けてあげられません。
理由③ 不妊治療生活
1人目は2年半ほどの不妊治療生活を経て、諦めかけた時に妊娠が発覚しました。仕事と不妊治療の生活は正直大変。月に数回、突然会社を休み(午前休とか)、休んだ分は残業でカバー。職場に迷惑がかからないようにしてました。
でも、元々残業ありきな職場。その上増える残業時間。当時は完全に疲労困憊。その時は職場環境が良くて、そこに救われて頑張れました。今思えば不妊治療の時からすでに、女性が頑張るっていうのは始まっていたのかも。。。
不妊治療は体力が奪われるだけでなく、精神的にも金銭的にも追い詰められていきます。とにかくお金がかかる!!!慣れって怖いもので、諭吉さんが数人いなくなることを当時は何とも思っていなかったです。怖い。
理由④ 経済的事情
理由③の不妊治療で、多くのお金を使ってしまった我が家。もう蓄えなんてありません。これからまた一生懸命働くしかない。だから、もし2人目産まれたとしたら、育てられなくはないけれど、余裕はない。2人に苦労かけることになりそうだと思っています。
理由⑤ 娘がいてくれれば、十分だから
私たちの娘って、本当にかわいいんです。もうね、その辺の子タレにも負けないくらい(笑
親バカなのは、承知しています(*´ω`*)
その大切な娘を守ることが、まず1番。娘が毎日元気に楽しく笑顔でいてくれれば、それで十分幸せなんです。娘は弟妹が欲しいだろうけれど、そこは本当に悪いなって思います。その分、従妹や友人の子どもと会うなど、子ども同士で遊べる機会を増やしてあげたいです。
2020.01.11 追記
3歳になった今では、メルちゃんやうさももちゃんを妹のように大切に可愛がっています。お風呂は毎回メルちゃんと一緒&キレイに洗ってあげるほど。
実はメルちゃんのような女の子のお人形が苦手だったのですが、メルちゃんがいてよかった!今では大切な家族の一員です。
※ メルちゃんはプレゼントでいただきました
2人目を欲しかったのに諦めた最大の理由は、自分1人で抱える覚悟がなかったから
2人目は欲しい。(妊娠出来たら)産めば、育てられるかもしれない。
でも、娘には苦労を掛けるはず。もちろん、その分弟妹ができて、楽しいこともたくさんあるかもしれない。どちらがいいかなんてわからない。
結局は私が臆病なだけです。すべてを1人で受け入れる自信がなかった。それだけです。でも、もう少しパパの手助けがあったら違ったはず。
『育児も家事も仕事も、ママはできて当たり前。。。?』
たった2時間の時短勤務で、平日の家事育児のほぼ全てがママ担当になってしまった。今の社会では当たり前になっていないけれど、「育児はパパとママでやるもの」って考えが主流になれば、もう少し育てやすい世の中になると思います。せめて、未就学児の間だけでも、パパは定時帰り必須とか。それでも全然違うのに。
一人でゆっくりお風呂に入る。トイレに行く。ご飯を食べる。どれも当たり前のことですが、その当たり前が小さい子を抱えるママにはありません。子ども3人の前に、1人でもういっぱいいっぱい。助けてほしいくらいの人もいます。
娘が子育てする頃には、2人目も諦めずに済むように、少しでも子育てしやすい世の中にしてあげたいです。
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